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Matterport(マーターポート)ブログ事例紹介美術館・博物館サイとクロックスとスプーンビル、あぁなんてことだ!

サイとクロックスとスプーンビル、あぁなんてことだ!

珍しい骸骨や動物のミイラを集めた壮大なコレクション

 

エジプト・カイロのナイル川西岸にあるギザ動物園には、
動物学博物館があります。200平方マイル以上の広さを誇る動物園は、
エジプトや中東で最大級の規模を誇りますが、
動物学博物館は100年以上前に設立された最古のものです。

 

博物館には、サイ、ワニ、ヘラサギなどの様々な動物が保存されており、
中には古代種も含まれています。
目を見張るような動物の数々は、1,000以上の鳥類のミイラ、
500の哺乳類、250の爬虫類を誇り、珍しい骨格、
頭蓋骨、皮、毛皮なども展示されています。
心配しなくても、これらの動物たちのほとんどは自然の摂理によって安らかに眠りにつき、
博物館を訪れる人々に教育と驚きを与えるために保存されています。

 

アフメド・アティアのヘッドショット

 

NAV3Dの創業者でありエグゼクティブマネージャーのAhmed Attia氏は、
エジプトの農業省および観光・考古学省と協力して、
博物館の3Dツアーを撮影し、この不思議な世界をより多くの人に知ってもらいました。
このような詳細な空間を3Dで撮影した経験について、
Ahmed Attiaは次のように語っています。

 

 

Q: 動物学博物館とギザ動物園の3Dキャプチャーのきっかけは?

私も含めて、エジプトのほとんどの人は、
伝説的なギザ動物園の中に美しい動物学博物館があることを知りませんでした。
当初は、動物園だけを3D化する予定でしたが、サイトを見直した結果、
動物園側に説得して、動物学博物館も3D化することにしました。

 

Q: 来場者にぜひ見てもらいたい場所とその理由を教えてください。

私が皆さんにお伝えしているお気に入りの展示物は、骸骨です。
動物の骨格と人間の骨格が不思議と似ているんですよね。
また、最上階にある鳥たちの展示は素晴らしいものです。
エジプトにこんなにたくさんの種類の鳥がいることを知りませんでした。

 

Q:ギザの動物園を見学した後で、お客さまに持ち帰っていただきたいものは何ですか?

最も重要なことは、若い世代が動物や生き物の名前を英語でしか知らないので、
さまざまなコレクションにアラビア語で名前が付けられているのを見ることです。
私の娘たちも、この3Dツアーが理科の勉強にとても役立っていると言っていました。

 

Q: 空間のキャプチャーに苦労した点はありますか?
また、苦労した点があれば、どのように克服しましたか?

コロナの影響で動物園が閉鎖されたことにいい面もありました。
館内を撮影したり、様々な360°パノラマ写真を撮影したりするのに、
空間内にいるお客さんの周りで作業する必要がなく、楽でした。
動物園のチームもとても親切でした。

 

Q:その他、何か付け加えたいことはありますか?

この3Dツアーを作成した結果、期待以上の成果が得られました。
これまでに80,000人以上の人々がMatterport 3Dツアーを利用して
リモートで動物園を訪れています!

 

※当記事はメーカー(Matterport社)の公式ブログ記事の日本語翻訳版です。
日本のユーザー様向けに、一部内容を変更・修正している場合があります。
元の記事をご覧になりたい方はこちらをクリックしてください。

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有限会社リビングCG

担当者
関 良平
(一級建築士/一級建築施工管理技士)
問合せ
mp@livingcg.jp
住所
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東京都港区西新橋2-33-4
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