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Matterport(マーターポート)ブログ事例紹介公共施設バーチャルウォークスルーでトロントの高層ビルから水道の仕組みを学ぶ

バーチャルウォークスルーでトロントの高層ビルから水道の仕組みを学ぶ

リードウォーター、Matterport を使って水管理建築の 3D 体験を学生に提供

 

自宅の天井や壁の中にある水回りは、当たり前のように使われていることが多い。
しかし、配管の管理・保守・制御を容易にすることを使命とする
リードウォーターのような水技術系スタートアップは違います。

 

トロントのエグリントンアベニューイースト8番地には、
623世帯の人々が住んでおり、全員が同じ水管理システムを利用しているのです。
COVID-19のパンデミックは、同社のIoT技術の多くがデータの収集と制御の実行に長けているため、
リードウォーターにはさほど支障はありませんでした。

 

しかし、配管や機器で埋め尽くされた複雑な水システムを
仮想的に学生に歩かせる方法が必要になったとき、彼らはMatterportに注目したのです。

リードウォーターの最高マーケティング責任者、アビシャイ・モスコビッチ氏は、
Matterport 3Dデジタルツインの採用について、さらにこう語ります。

 

COVIDのパンデミックによる影響は?

多くの企業と同様、パンデミックに対するクライアントの反応を調整し、
理解するのに時間がかかりました。
当初、クライアントの支出をためらう時期がありましたが、
それは2020年後半に終了しました。
私たちは迅速に行動し、クライアントや見込み客とのやりとりを
完全なオンラインモードに移行しました。
例えば、定期的に出張が必要な対面式のイベントを毎月開催している専門家協会が
オンラインモードに切り替えたことで、より少ない労力で
他の市場のより多くのオーディエンスにリーチできるようになりました。
私たちは、パンデミックによって、不動産や不動産管理組織のデジタル変革が
加速していることを実感しています。
この傾向は、商業施設の水管理のためのIoT接続ソフトウェアである
リード(reedwater.io)製品に好意的です。

reed water 2

この空間を3Dキャプチャーするきっかけは?
1年半にわたる世界的な大流行の後、誰もがズーム疲れを起こし、
パワーポイントのプレゼンテーションにある種の軽蔑の念を抱くようになりました。
そこで、2Dの図面が実際にどのように見えるかを学生に見せるための
ビジュアライゼーション・ツールとして、
3Dスキャンをコースに組み込もうと考えたのです。


iPhoneでスキャンするのはとても簡単なので、

付加価値としてMatterportの3Dデジタルツインを
作品に取り入れてみてはいかがでしょうか。


今後は3Dスキャンをさらに進め、最終的には(開発を進めながら)

リードシステムからのリアルタイムIoTデータを
デジタルツインに取り込んでいく予定です。

reed water 1

 

スペースの訪問者に「ぜひ見てほしい」場所とその理由を教えてください。
私たちが暮らす建物を動かしている機械設備や水道の舞台裏を見ることはもちろん、
それぞれの部品の名称や機能を知ることはあまりありません。
この空間を訪れることで、それを知ることができるのです。

 

 

※当記事はメーカー(Matterport社)の公式ブログ記事の日本語翻訳版です。
日本のユーザー様向けに、一部内容を変更・修正している場合があります。
元の記事をご覧になりたい方はこちらをクリックしてください。

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有限会社リビングCG

担当者
関 良平
(一級建築士/一級建築施工管理技士)
問合せ
mp@livingcg.jp
住所
〒105-0003 
東京都港区西新橋2-33-4
プレイアデ虎ノ門801
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