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Matterport(マーターポート)ブログ事例紹介住宅Matterportのスキャンで愛着のあるセルフビルドの家を永遠に残す

Matterportのスキャンで愛着のあるセルフビルドの家を永遠に残す

ブライアン・シャープ氏はiPhoneを活用して
1軒目の自宅を宣伝・保存するための3Dデジタルツインを撮影し

家族が2度目のセルフビルドをするきっかけにしています。

 

時間と労力とお金をかけて自分の家を一から作ったのに、それを新しいオーナーに売るとなると、複雑な心境になるのは当然です。ブライアン・シャープは、最初のセルフビルドで10年を過ごした後、2軒目プロジェクトに移ることにためらいはありませんでした。
しかし彼は、自分の家である「The Warren」の記憶を、インタラクティブかつ正確な方法で保存したいと考えていました。

 

10年前に妻と一緒に建てたブライアンの初めてのセルフビルドは、イギリスののGreat Ouseburnにある3階建ての建物とガレージ(別館)でした。
3,000平方フィートを超える居住空間を実現し、みごと大成功を収めました。

 

「家族が増え、2人の子供が加わったことで、家族全員が影響を受けるような新しい家を建てたいと思うようになりました。私たちは、The Warrenの建設過程を楽しみ、継続する自信を得ました。」ブライアン氏とコメントしています。

 

ブライアン氏はiPhoneと無料のMatterport Captureアプリを使って、5つのベッドルーム、3つのバスルーム、クローク、ユーティリティーエリア、リビングスペース、庭など、The Warrenの全体をスキャンしました。

 

この物件のデジタルツインを作ることは多くの目的がありました。
「当初、Matterportによるスキャンは物件の販売の為のものでしたが、完成したきれいな家を記録しておきたかったのです。まだ工事が終わっていない段階でここに引っ越してきて、間もなく1人目の子供が、続いて2人目の子供も生まれましたから。」

 

 

「私たちは、子どもたちのために思い出を残すというアイデアが気に入りました。
Matterportのバーチャルツアーでは、静的な写真やビデオではできないような、細部まで近づいて操作するということができます。」
ブライアン氏の子供たちはまだ小さくてThe Warrenの明確な記憶が無いだろうから、このスキャンはこの先この場所を一緒に振り返ることができる素晴らしい思い出になるだろうと付け加えました。

 

不動産業者へのマーケティング資料として、また将来の思い出のためのスキャンとして以外に、ブライアン氏が詳細なMatterportを記録方法として選んだ3つ目の理由がありました。
「次のセルフビルドのプロジェクトに向けて、寸法、モデル、メーカー、色など、The Warrenでうまくいったことを思い出したいと思ったのです。
古い家には新しい家族が住んでいるので、再訪するのは現実的ではありませんが、デジタルツインはいつでもどこからでも見ることができます。」

 

ブライアン氏と彼の妻は、他では見ることのできない物件を快適に見る方法として、スキャンによるドールハウスを特に高く評価しました。
また、スキャンの中でデジタル測定ができることにも価値を見出していました。
「出入り口や雨樋、ソファやコンセントの高さなど、あらゆるものの幅や寸法をチェックできることは、古い物件から新しい物件への移る時に役立ちます。」

 

ブライアン氏は、完成した家だけでなく工事の進捗状況を記録するという、プロのような考え方をするセルフビルダーの一人です。
「私はThe Warrenの建設を追ったブログを始めました。次のセルフビルドでは、Matterportスキャンとドローン撮影を組み合わせて、記録をアップグレードすることをすでに検討しています。」

 

The Warrenは現在、ブライアンが制作したMatterportのフルバーチャルツアーをプロモーションツールとして使用して販売されていますが、多くの人にこの物件を知ってもらうことができました。
「オンラインで物件をご覧になった方の3分の1は、ヨーク地域以外の方でした。
仕事、通勤、ライフスタイルの変化に伴い、何百マイルも離れた場所に住む家族からも関心が寄せられるようになりました。
潜在的な買い手は、距離や移動の制限のために、いつでも車に乗って内覧に行くことができるわけではありません。ですから、私のMatterportのバーチャルツアーは、これまで私たちの物件を敬遠していた多くの住宅購入者に、情報を得た上での的確な第一歩を提供しているのです。」

 

ブライアン氏は、自分の家をスキャンするために費やした時間が報われたと喜んでいます。
「ほとんどの不動産業者は、照明やフレーミングが不十分な粗末なウォークスルーツアーを使用しています。また、事前に録画されたビデオはスピードが速すぎて指示的になりがちなので、ユーザーは自分のペースや意図で操作することができません。
しかし、Matterportはテクノロジー、操作性、エンゲージメントの面ではるかに優れています。特に私が気に入っているのは、Matterportの強力なAIプラットフォームにアクセスできることです。私のためにすべての処理、ステッチ、スムージングを行ってくれて、必要なときにいつでも保存、共有、アクセスできるシンプルなURLを残してくれました。」とブライアンは結論づけました。

 

※当記事はメーカー(Matterport社)の公式ブログ記事の日本語翻訳版です。日本のユーザー様向けに、一部内容を変更・修正している場合があります。元の記事をご覧になりたい方はこちらをクリックしてください。

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有限会社リビングCG

担当者
関 良平
(一級建築士/一級建築施工管理技士)
問合せ
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