点群(ポイントクラウド)とは

3Dスキャナーで撮影された360°写真は、膨大な数の点で構成されています。 このひとつひとつの位置情報と色情報を含むポイント(点)の集合体を点群といいます。 点群は、LiDAR(※)を持っている3Dスキャナーで3Dスキャンを行った際に作成されます。 点群をプレビューしたものが、いわゆる360°写真になります。

※ LiDAR(ライダー)は、離れた位置にある3Dスキャンの対象物の、形状や距離を測定できるセンサーのことを指します。
自動運転やiPhoneなどへの搭載など、幅広い分野で利用されています。

点群の性質

点群は位置情報と色情報の集まりになります。ひとつひとつの点の情報はありますが、点と点のつながりなどの情報は含んでいません。

線がない

線がない

線がない

面が捉えられない

線がない

コーナーが不明瞭


点群のデータ量

3Dスキャンでは、1度のスキャンでも膨大な数の位置情報と色情報を含む「点」を記録します。
さらに実際の建築物の3Dスキャンでは、一般的に複数の位置でスキャンを行います。 そのため点群は、一般的なCADソフトウェアに取り込んだ場合、まともに処理ができなくなるほどの膨大なデータになってしまいます。

※基準球を置いて測定することで相対的なスキャン位置を測定して、後から3Dスキャンデータをひとつに統合することが可能です。

点群データを編集・活用するには?

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