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ニュージーランドの象徴であるファースタワー頂上からの眺め

国内最大級の農業博物館のデジタルツインをMuse3Dが再現する

 

1882年、ジョサイア・クリフトン・ファースによって建てられた
ファース・タワーは、ニュージーランドのマタマタの田園風景を一望できる展望台として、
住民に親しまれてきました。
現在は、マタマタ歴史協会が運営する博物館として、
地域の重要な歴史や資料が展示されています。

 

Muse3D & Virtual Tourism New Zealandのディレクターであるクリント・ローソン氏は、
ファース・タワー博物館の地域的、歴史的意義に興奮し、
Matterportを使用して建物のデジタルツインを作成することに同意しました。

Muse3Dがこの空間をどのようにデジタル変換したのか、
また、今後の計画についてご紹介します。

 

この空間を3D撮影したきっかけは?

私は歴史が好きなんです。古い建物が好きで、古ければ古いほどいいと思っています。
どんな建物にも歴史があり、誰もがその歴史を知っているわけではないので、
ファースタワーのツアーを作る機会があったとき、私はそれを利用しました。
ファース・タワーは、ニュージーランドで最初に建てられた
鉄筋コンクリート造の建物のひとつです。
特に小学生には好評で、Matter Tag(タグ)などを追加しました。

 

訪問者にぜひ見てもらいたい場所はどこですか?

見どころはたくさんあります。見落とされがちな歴史的な部分ですが、
建物の物語を完成させるのに役立つものばかりです。
スキャンの中でチェックしてほしいアイテムは、
従業員の一人であるジェームズ・マクドネルに贈られた「ロングサービス証明書」や
「マクドネル・クロック」です。


どちらもファースタワーの物語だけでなく、地域全体の歴史の一部でもあるのです。

Firth Tower 3

3Dツアーを体験して、お客様に感じてほしいことは何ですか?

私自身と同じように、私たちの歴史に興奮し、興味をもってほしいです。
特に、子供たちがインスピレーションを得て、
私たちの過去の物語を思い出すきっかけになればと思います。

Firth Tower 1

Matterportデジタルツインのメリットは何ですか?

私は、COVID-19の大流行時に、ニュージーランド国内外からの観光客に
観光産業を保存・促進する方法として、
Muse3Dとバーチャルツーリズム・ニュージーランドを作りました。

このスキャンは、世界中の人々が旅行や休暇を計画できるようにするための方法でした。
結局のところ、旅行の予約はバーチャル3Dツアーに勝るものはないのです。

このデジタルツインは、すべてをありのままに見せてくれます。
現実の寸法に忠実なので、私のクライアントや視聴者が気に入っている理由です。

 

また、世界各地で発生したロックダウンにより、視聴者の多くは故郷を失った外国人、
またはニュージーランドのロックダウンの影響を受けた地元の人たちでした。
実際に現地を訪れることはできなくても、
オンライン上では現地にいるように見学することができるのです。

Firth Tower 2

今後、より多くの3D体験を撮影する予定はありますか?

Muse3Dは過去4年間で1,500ヶ所以上のスキャンを行いましたが、
まだ始まったばかりです。
一度に400から500のスキャンをオンラインで行っています。

 

多くの歴史的建造物と連携し、
世界で最後に残った第二次世界大戦時の爆撃機「アヴロ・アンソン」のバーチャルツアーや、
全国の博物館、洞窟探検などの制作を間近に控えているところです。

 

また、超常現象研究グループと協力して、「注目物件」のスキャンも行っており、
これはとても興味深いものです。
マターポートツアーがこのように活用されるのも初めてのことです。

 

他に付け加えることはありますか?

マターポートは未来の方法であり、その未来は今なのです。
この4年間で、私のビジネスは、10%がスキャン、90%がその他のものという状態から、
90%がスキャンという状態になりました。
これ以上のものはありませんし、
たとえあったとしても、私はMatterportを使い続けるでしょう。

※当記事はメーカー(Matterport社)の公式ブログ記事の日本語翻訳版です。
日本のユーザー様向けに、一部内容を変更・修正している場合があります。
元の記事をご覧になりたい方はこちらをクリックしてください。

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有限会社リビングCG

担当者
関 良平
(一級建築士/一級建築施工管理技士)
問合せ
mp@livingcg.jp
住所
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